半年間の海外居住のためにやった日本での休止手続き(通信費、公共料金など)
夫の仕事の都合で、半年ほど海外で暮らすことに。海外での生活に想いを馳せてワクワクドキドキ。最初は現地での生活に意識は移りがちだったけど、「あれ、なんか色々手続きとかどうしたらいいの」という現実にぶち当たりました。
わが家の場合、企業での転勤ではなく、夫の長期研究休暇の際に、勝手に海外生活をするという形態なので、会社からの補助はほぼでない。となると、現地の家賃と日本の家賃の二重払いが発生します。そこで現実に引き戻されるわけですよ。「やばい、節約しなければ…」と(涙)
結果、電気代とかインターネット代とか携帯代とか、日々勝手に引き落とされている、いわゆる「固定費」の削減が絶対必要になりました。
実際にこれらの「固定費」の手続きや契約変更など、半年不在にするために私が調べた情報をシェアしたいと思います!
各々手続き方法や休止の手続きの有無が違っていて、問い合わせるだけでも意外と時間がかかる作業だったので、同様の予定がある方の参考になればと思います。
- 日本の家賃
- インターネットの手続き(OCNの場合)
- 携帯電話(ドコモの場合)
- 電気(東北電力の場合)
- ガス
- 水道
- 郵便
- タイヤ交換(オートバックスの場合)
- 確定申告(フリーランスの場合)
- 医療費控除
- その他
- まとめ
日本の家賃
お家を引き払ったり、人に貸したりする方法もあるかもしれませんが、わが家の場合、半年の短期間なので、海外と日本の二重払いを選択しました。
なので、費用削減効果はゼロです。
インターネットの手続き(OCNの場合)
休止という仕組みはないらしく、引き続き毎月の料金を支払うか、解約のみ。
ただし、解約時には違約金が発生するとのこと(2年縛りの契約のため)。この違約金が11000円かかると言われました。
で、一旦解約してしまうので、日本に帰国してから再度開始する場合は、工事費がかかるということです。この費用が現段階でははっきりしないけれども、最大で18000円ほどかかるらしい。
解約して同じプロバイダーで開始するのに、工事費がこんなにかかるとは、なんとも納得出来ないのですが…。
取り敢えず、オペレーターの方には半年ほどであれば、解約金と開始時の工事費が勿体ないですよー。プランを2段階定額プランに変更するなどして月額を少し抑えれば、半年間の使用量と、解約金などの金額が結局トントンくらいになってしまうので、そのままにして行ったほうが良いのではという、提案をされました。
プロバイダーの2年縛り恐るべし。休止がないのも恐るべし。
結局、2段階定額プランに変更、ナンバーディスプレイ解除、リモートサポートサービス月500円を解約(←これはそもそも不要だったので事前に解約)することで、月々4400円ほどを半年間支払うことになりました。
追記:
ナンバーディスプレイの解約については、解約自体は費用はかからないそうですが、再度、申し込む際に1000円だか2000円ほどの費用がかかるらしいです。なので、今回はそのままにしました。(ほんとあくどい…)
携帯電話(ドコモの場合)
ドコモの場合、休止手続きが可能でした。しかし、電話番号とメールアドレスを保管しておくために、休止期間中は月500円がかかります。あと手続き費用が1000円かかります。
携帯端末を分割払い中の場合
携帯端末を分割で支払っている場合、休止期間中は月々サポートは使えず、しかし端末料金の請求は引き続き行われるそうです。なので、分割料金が残っている時は、休止期間中も「端末料金(月々サポートなし)+休止料500円」がかかります。
ちなみに、月々サポートは休止期間終了後に再開されるので、最終的に損することはないようです。(端末料金の支払いが先に終わっても、その後も月々サポート分の値引きが続く模様)
結果、休止によってはほぼ費用は抑えられないことが分かりました。
なので、私は休止せずに一番安いパケットパックに変更して持っていくことにしました(月々サポートを受けるにはパケットパック加入が条件になっているため)。
この場合、休止するよりも月1000円プラスになりますが、それでSMSや電話を受けることができるならそっちの方が良いという事になりました。
追記(2018年9月):
結局、私の携帯は休止にして、夫婦ともに海外対応SIMを入れることにしました。この話は別途記事にしたいと思います。
携帯端末料金なしで最安プランにしていく場合
一方、携帯端末料金の支払いが終了している場合は、携帯は開通のままで、パケットパックを外し、spモード使用量などと基本料のみにすると1280円になりました。
夫は端末支払いが終わっていたので、こちらのプランに変更していくことに決定。
これで海外でもしもはぐれた場合、お互いにSMSや電話で連絡を取り合う事が可能になりました。(電話料金は割高ですが…)
追記:
2018年9月現在、シンプルプランはパケットパックがセットでないと契約が出来なくなったようです。(ほんとプラン変わりすぎ!!!)
カケホーダイ(2700円)の場合のみ、パケットパックを付けなくても契約出来るとのことです。
なので、夫のドコモ携帯はカケホーダイ+spモード300円となりました。(spモードを付けておかないと、メールアドレスが変わってしまうため←でもこの場合spモード付けとくと言ったらドコモの人に勧めませんと言われ、すごい渋られた。海外パケットを使用しちゃって高額になっても、救済措置はできませんよって、すごい脅されました。)
電気(東北電力の場合)
こちらもプロバイダー同様、休止制度はないらしい(電気の休止がないのは、本当に不思議すぎる)。転居先が決まっていないと、休止できないんだって。
結果、全く使用しない状態(ブレーカーを落とした状態)でも基本料金980円ほどかかります。わが家もブレーカーを落として出かけることになりました。
ガス
オール電化のため調査してません。あしからず。
水道
なんと水道は休止出来ます!!!
休止日と開始日を事前に電話で連絡しておけば、そのように対応してくれるとのこと。
本当にありがたい。初めて休止できる公共料金に出会い、水道への感謝の念が高まりました。
郵便
郵便局で郵便を保管してくれる配達休止というサービスがあるようですが、30日間しか行っていません。
ただ、わが家は実家に郵便を転送する手続きを取ることにしました(こちらは1年間有効)。そうすれば、SkypeやFaceTimeでテレビ電話する時に、なんの郵便が着ていたか確認することもできるし、写真を送ってもらうことも可能です。レターパックなどの受け取りもお願いできるので助かります。
ご実家に頼れる方は、転送サービスをお勧めします。
タイヤ交換(オートバックスの場合)
雪国に限った話になりますが、オートバックスなどにタイヤを預けている場合、保管期限がありますので要注意です。期限を過ぎて保管されている場合は延長保管料が加算されてしまいます。
私は出発前の9月にだいぶ早めですが、冬タイヤに交換してしまって、また次の春まで保管料を支払うことにしました。早い分には問題ないようです。私はちょうど3月に帰国予定なので都合よかったです。
夫の場合は、春に普通タイヤに履き替えた際に、冬タイヤを廃棄してしまいました。
でも、ご自宅にスペースがあるなら、無難に自宅に保管するという方法が一番費用は抑えられるかな。
確定申告(フリーランスの場合)
ちょうど確定申告の時期に帰国が間に合わず、どうしたものかと悩んでいたら、マイナンバーカードで電子申請できるようになったことが判明!カードリーダーを購入して持っていくことで、確定申告を遅延なく行う事が可能になりそうです。
急いでマイナンバーカードを申請しましたが、スマホから簡単に申請可能でした。
出来上がるまでに1ヶ月ほどかかると書いてありましたが、2~3週間で出来上がりました。カードは本人が役所に取りに行く必要があります。
医療費控除
過去にさかのぼれるため、延期でOKとしました。
その他
他にも色々と手続きがありました。
・保育園の退園届
・生協のお休み連絡
・ヨシケイのお休み連絡
・仕事セーブのため夫の扶養に入る手続き(フリーランスの場合)
・ご近所へのご挨拶(回覧板やごみ当番のお願い)
・小児科に相談(子どもの常備薬、予防接種など)
・健康診断(念のため、大人の健康診断は早めに受けましょう)
・海外プリペイドSIMの購入
・ポケトークの購入
・銀行口座などのオンライン設定
などなど
まとめ
わが家の就業形態が夫婦共に、若干特殊なので同じような境遇のかたがどれほどおられるか分かりませんが…、意外と調べるのが大変だったので、どなたかのお役に立てばうれしいです。
まだこれからの出発なので、追加する項目があるかもしれませんが、半年間、破産せずに帰国できることを祈っていてください(笑)
海外でのプリペイドSIMの使用も、色々と長時間検討に検討を重ねたので、後日こちらも記事にしたいと思います。