ドイツ語勉強中~30代ワーママのおすすめ勉強法
夫の仕事の関係で秋から半年ほどドイツに行くことになり、急遽ドイツ語の勉強を始めました。
ドイツと言っても日本語や英語が通じるような大きい街ではなくて、北ドイツの小さな街のため、ドイツ語の勉強が急務になってまいりました。
そしてなにより、今回のドイツ行きは2歳になる娘も一緒に連れて行きますが、娘は軽い喘息を持っていて、よく風邪をひく子です。半年の間に病院にかかることは目に見えています。
一応電車や車で片道約2時間のデュッセルドルフまで出れば、日本人のお医者様がいらっしゃるそうなのですが、緊急の場合はそうもいきませんよね。
そこで、本腰入れてドイツ語を学ばなければと、必死でというのは言い過ぎですが、比較的頑張って勉強しています。
その中で私に合った勉強法やおすすめの教材が出てきたので紹介したいと思います。
私の語学能力(ご参考まで…)
私は英語も満足に喋れず、語学の勉強が大の苦手。
それを証拠に理系修士卒であるにも関わらず TOEIC400点ないです!(お恥ずかしい限り)
目標
街で買い物をしたり、病院に行ったりと、子連れで生活する上で最低限必要なドイツ語をを身につけたいというのが目的です。
そのため、私はライティングには重きを置いていなくて、リーディングスピーキングを重視しています。
使用教材の紹介
1.ロゼッタストーン
まずはじめにドイツ語の勉強に使用したのはロゼッタストーンでした。夫が購入したのを私のパソコンにもダウンロードしてもらったのがきっかけ。
ロゼッタストーンは文法や単語の説明がありません。写真を見て感覚的に理解していくという勉強法です。ゲーム感覚で進められるので子供にも良い教材だと思います。
感想としては、最初のとっかかりとしては良かったです。全くドイツ語が分からない状態で本を読んで勉強するよりは、間違いなく頭に入ってきたとは思います。
ただね、とにかく説明がないので、だんだん文法が難しくなっていくにつれて、意味がわからないストレスが出てくるようになりました。(ドイツ語は文法が複雑なので特にかも。英語だったら良いかも。)
あとライティングの練習もあるのですが、これがとても難しくて全然合格水準になりません。
全ての項目で合格水準に達しないと次のステップに進めないので、私としてはライティングの必要性がそこまでないので、ちょっとイライラするポイントでした。
2.単語アプリ
ドイツ語の単語の勉強をしようと思い、いくつか無料アプリをインストールしました。
最初単語帳の購入を考えていたのですが、結局リスニングができないと生活できないなと思ったので、音声の出るアプリが私の勉強法にはあっているかなと思い、単語アプリに行きついた感じです。
以下に、実際に使ってみたアプリの使用感や感想をご紹介します。
2-1.「nemo ドイツ語」
インストールした中でも、結局一番良かったのはこちらです。初めは使い方がいまいち分からなくて、良さを感じられずにいたのですが、他のアプリでがっかりしてこちらに戻ってきたら、意外にも便利なことに気づきました。
色々な再生方法があるのがポイントで、日本語→ドイツ語の再生や、ドイツ語→発音録音、8回連続再生など盛りだくさん。
私は8回再生をよく使っていて、集中して単語覚えたい時に便利です。家事をしながら聞いたり、お風呂に入りながら勉強したり、ながら勉強に最適です。
私はロゼッタストーンである程度の単語は覚えていたので、無料では少し物足りない感じでした。
こちらのアプリは有料で(1200円ぐらいだったかな)、単語を追加することができます。私は追加購入予定。
2-2.ドイツ語 基礎単語 Lite
こちらは単語や文法など色んな種類のシリーズが出ています。
テスト形式で、英語だと英単語ターゲットのアプリのような使用感です。
私はこのテスト形式の単語アプリが苦手なので、こちらのアプリはいまいちでした。
独検を目指していて単語を猛烈に増やしたい!という人は合っているのかもしれません。
でも、そうゆう場合はやっぱり本の単語帳の方が私は使いやすい派です。ターゲットもやっぱり本が良い派です。
2-3.Genusシリーズ
こちらもテスト形式のアプリ。単語レベルなどによって、いくつかのアプリシリーズが出ています。
無料版では使用できる機能がだいぶ限られているので、何とも言えませんが、有料版のサンプルを見る限り、ドイツ語入門シリーズより使いやすそうだと思いました。
無料版の使用感としても、私はドイツ語入門シリーズより好きです。シンプルな感じでした。
2-4.学習ドイツ語 - Deutsch
これもおすすめ。
淡々と単語を日本語→ドイツ語で流してくれるのでながら勉強にいいです。
ダウンロードしたときはiPhone8に対応してないのか、なかなか立ち上がらず使えてなかったのですが、いまは使えるようになってます。
無料にしては単語量も多いのでお得。Nemoより無料の単語量は断然多い。
ただ途中で4択テストみたいなのが出てくるのが、私はイマイチ使いにくいなぁ。
睡眠学習タイマーとかラジオが聴けるとか、オプションが盛りだくさんな印象。
3.NHKのラジオ講座
今年の4月から、まいにちドイツ語のラジオ講座を聞き始めました。
私はアプリの「らじるらじる」で聞いています。
このアプリがあると、一週間遅れで講座を聞き直すことができるので、いつでも時間に縛られないのが嬉しい。
聞き忘れてやる気が無くなることがなくなりました。(昔、基礎英語を何度挫折したことか…。中学時代にスマホがあればなあ。英語できるようになってたかなあ。遠い目…)
ロゼッタストーンである程度の基礎知識を得ていたので、このまいにちドイツ語のレベルは私にはちょうど良いです。
何より文法の説明がとても親切で、ロゼッタストーンでイライラしていた部分がすっきりしていくのが気持ちいい!
当然ですが人間が喋っているので親近感もあるし、半年続ければある程度のドイツ語の知識が身につくということなので、半年後のドイツ行きにはちょうどいいなと思っています。
今は電子書籍でラジオ講座の書籍を買ってるんですけども(ちなみに電子書籍だと410円ぐらいで買えるので、90円くらいお得)
本で買ったほうが勉強しやすいかもと、悩んでるところです。本の方がペラペラ見直したり、発音の書き込みができるのがいいなと。
でも電子書籍の方は、どこでもで勉強できるのがメリットで、お風呂の中とかスマホひとつあれば講座を聴講できるので便利なんですよね。
実際、電子書籍の方がドイツに行く時に持って行くことができるので、私にとってはいいのかなと思うんですけど、悩むところです。
4.単語帳
本の単語帳の購入を検討中ですが、なかなか店頭に置いておらず、購入できていません。
やっぱり実物見て買いたいんですよね、単語帳は。
今気になっているのは、こちらの単語帳。そのうち購入しようと思います。
追記:
上記単語帳を購入してドイツに持ってきていますが、正直、初心者A1レベルだとあまりおすすめの単語帳ではなかったです。
まず発音表記がないので、読み方は音声で確認しなければなりません。音声をダウンロードできるので良いのですが、いちいち聞くのも面倒じゃないですか(わたし究極の面倒くさがりなんです)
あたりまえですが、A1レベルの人が例文を覚えるのに無理がありました。「Was ist das?」しか分かんないレベルだもんね。
この本自体は、一応、独検レベル別に区切ってあるのですが、例文自体は独検5級~1級の単語がまぜこぜに入っているので、まずA1レベルでは理解できないし、覚えられない。
初心者であれば、普通の単語が羅列してある「ザ・単語帳」の方が使いやすいと思います。
所感
私は語学の勉強も本当に苦手で、なかなか続かないのですが、今回このドイツ語の勉強は意外と楽しくできています。
実際に使う状況に置かれる予定というのは大きいと思いますが、英語のように苦手意識がまだ付いていないのが良いのかなとも思うところです。
ただ、ドイツ語を始めて思うのが、こんなに英語苦手とか言ってる私でも、英語ってずいぶん出来るんだなあということです。
できないと思っていた英語もドイツ語に比べたら、もう喋れる域なんじゃないかと思える感じ。
この英語への自信を糧に、英語の勉強も頑張りたいところなんですがね。
英語については万年勉強中で、私の一生の目標は英語が喋れるようになって、字幕なしで海外ドラマが見れるようになることなので、ドイツ語と並行して英語もやっていきたいなと思ってます。はい。
子育て中のお母さんたちには産休中に何か勉強している人も多いと思うんですけど、私は子供のお昼寝中に一緒に寝てしまうタイプなので全然進みませんでした。あー、ダメダメだわ。
でも良いんです。マイペースに頑張っていきましょう。