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フリーランスが海外で確定申告する方法

今年も確定申告の時期がやってきましたね。

3年ほど前から青色申告をしていますが、面倒ですよねぇ。何年経っても、「これで良いの?」という疑問を持っての提出です(汗)合っているのか分からないけど、とりあえず税務署から怒られたことはないので、良いことにしています。

さて、昨年は確定申告の時期にドイツに居たのですが、そこでの確定申告方法についてシェアしたいと思います。

知ってるよ!という方はそっとページを離れてくださいませ。

 

海外でも確定申告できるシステムがあった!

マイナンバーカードです。

マイナンバーカードとICリーダーさえ持っていれば、海外でも確定申告できます。

マイナンバーは全員に配布されていますが、マイナンバーカードの作成の義務はないんです。今まで、特に必要性を感じていなかったので作ってませんでしたが、この機会にドイツでの確定申告にあたり、事前に日本でマイナンバーカードを申請しました。

 

マイナンバーカードの申請

スマホだけで簡単にできちゃいます。

カードには証明写真が必要ですが、白背景であれば、スマホの写真でOKです。

申請してから、数週間かかってしまうので、1ヶ月ほど余裕をもって申請しましょう。

(私は渡独が迫ってから気が付いたので、出来上がりが間に合うのか、気が気じゃなかったです。。。ぜひお早めに申請してください)

 

マイナンバーカードの受け取り 

受け取りだけは、市役所に行く必要がありますので、ご注意。

受け取り時、窓口にて暗唱番号の設定などを行います(2種類)。確定申告には、この暗証番号が必要なので、忘れないように注意。

 

ICカードリーダーの購入

市役所での受け取り時に、対応しているICカードリーダーの一覧を頂けましたので、その中から、Amazonでお安く評価の高いものを購入しました。

私が持っているのは、NTTコミュニケーションズ接触ICカードリーダーですが、現在はAmazonで取り扱っていないようです。2018年当時は1,800円程でした。

まあ、ICカードリーダーなら何でも大丈夫だと思いますので、マイナンバーカード対応と書いてある、お好きなものをお選びください。

当時、購入検討していた、SONYICカードリーダーはまだあったので載せときます。

こちらは非接触型になります。評判良いので検討したけど、こっちのが高かったのでやめたやつ。

ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380

ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380

  • 発売日: 2012/10/10
  • メディア: Personal Computers
 

 

ICカードリーダーを使って確定申告

あとはもう、国税局の確定申告HPで、指示に従うだけです。なんかインストールさせられたら、使えるようになります。

 

海外からも確定申告できた

マイナンバーカードとICカードリーダーを手に入れたら、e-Taxってやつで確定申告可能になります。

e-Taxで申請すると、添付資料(保険料の通知書とか)の送付が必要ありませんので、海外からでも問題なく申請できました。

ただし、必要書類が揃えばね。

私の場合は、保険料の通知書や、源泉徴収票などの郵送物を、日本の自宅から実家に転送してもらって、母に写メを送ってもらい、申請することができました。

郵便物だけは、どなたか日本国内にいる親しい方に確認してもらう必要がありますので、お気を付けください。それさえクリアできれば、多分、問題なく海外から確定申告できます。

 

追記

2020年の確定申告をしたのですが、e-tax申請の種類が増えてました。「ICカードリーダー+マイナンバーカード」以外にも、税務署でe-tax登録する方法もあるようです。こちらは、マイナンバーカードもICカードリーダーも必要ないです。税務署の登録法はやったことがないので、比較できません。どちらが手軽なのかな。